スピリッツ2024

豊津西チャイルド スピリッツのソフトボール日記

番外:勝利至上主義から育成主義へ

高校ジャパンがアメリカに負けた 

先発 松井君が粘りきれなかったが 選抜で三振の山を気づいた時と比べ

四球が多く 体のバランスが悪い気がした

選抜のあと全国で有名になり 練習試合の申し込みが殺到したとか・・・

相変わらず 切れの良いスライダーを投げていたようだが 少し心配になった

安楽君や高橋君も・・だ

過去にも作新学院の江川が甲子園のあと 選抜チームの一員として 全国を興行して回ったことがあるが 球威は落ち 明らか投げすぎの感じがした

彼は大学からプロへ 9年 135勝で終わった・・

並みの投手なら立派 でも江川には物足らない

 

夏の甲子園の優勝投手はプロで大成しないといわれる

良い成績を残したのは桑田真澄ぐらい(20年 173勝) 

松坂大輔が日・米で157勝だが今苦しんでいる 

坂東英二 77勝 尾崎行雄/6年/107勝 野村弘 101勝ぐらいのもの

桑田と松坂はひじの手術を受けている

これまで80人ぐらい優勝投手がいるが投手としてプロへ入団したのは25人ほど

ほとんどが野手へ転向したり 高校・大学で終わっている

リトルリーグやボーイズリーグのピッチャーのほとんどがヒジや肩の故障を経験してるとか・・・

現在田中将大が活躍しているが いま85勝ほど 投げ合った斉藤祐樹はファーム

それを考えると甲子園優勝―プロ―名球界入りした投手は平松政次だけ・・すごい

 

私は高校からピッチャーを始めたが コーチングを受けた経験がなく

人の真似をしながら 我流で投げていた

ひじはカーブの投げ方がへたくそで何度も痛めた・・腰と背中も1度・・

肩は投げて壊したことはないが 不注意から車との事故で故障したことがある 

ヒジ・肩・背中・腰 故障するところはたくさんある

故障しやすいところでもある

投げられなくなった時の悔しさは十分わかる

予選大会などに行くとエースナンバーをつけながら肩やヒジの故障で試合に投げられないピッチャーをよく見かける

プロへ行ってある程度活躍した人はまだいい 

高校 大学で酷使され つぶされた選手(投手)が大勢いることを考えるべき

特にピッチャーは特別なポジションだということ・・

 

勝負は勝たなきゃいけないし 勝つ感動も覚えてほしい

現在 少年野球やソフトなどをやってる子供たちの何人が高校野球や大学 プロを

目指しているかは知らないが その競争の途中で体を壊しては 彼らの楽しみも

夢も奪ってしまう

良いフォームとバランスの良い筋肉 体に見合った練習を指導していくことが

大事なのではないか・・

学校やチームや監督の名声のために 体を壊してほしくない

優勝できるなら肩やヒジが壊れてもいいと思うこともあるだろう

でもそれは一瞬だ その後の人生の方が長い

 

体幹やインナーマッスルが鍛えられていないまま 筋トレや激しい練習を

やらされていないか?

うまい体の使い方を忘れて力に頼っていないか?

2020年オリンピックの東京開催が決まった(野球・ソフトがないのは寂しいが)

子供たちには大きな目標が出来た・・

ぜひとも怪我や故障で 夢を途中であきらめることの無いようにしてほしい