プロ野球界は秋になると 毎年”戦力外通告”という”クビ切”の話題が聞こえ始める
そもそもプロ野球選手は 個人事業主でチームとの契約で成り立つ
成績を残せなければ それまで・・・厳しい世界だ
ある程度成績を残したベテランなどはコーチや解説などの仕事があるが
20代 30代の若手は難しい やめたら職探しをしなければならない
野球界に未練が残るものはトライアウトを受けたり 独立リーグや韓国 台湾の
野球界 またヨーロッパにまでいく選手もいる
ドラフト1位選手や上位選手でも1軍に上がれず やめていく
やめるのも続けるのも決断に勇気がいる
プロ野球界に入ることが目的ではない
1軍で活躍することが目的で さらに長年活躍を続けなければならない
彼らには 秋を楽しむ余裕はない
桧山は試合後一番最後まで素振りやトレーニングをして帰っていたらしい
引退試合の前の日もいつものようにトレーニングをしてから帰ったとか
惜しまない鍛錬と努力を続けないと長年1軍で活躍は出来ないことを
身をもって示してくれた
阪神の若手はどうなんだろう
阪神の選手は2軍でも新聞やTVに取り上げられたりするが
勘違いをする選手もいるんじゃないだろうか?
桧山以上のことをやってるんだろうか・・・
ここ数年 目立った若手が出てこない気がするのが寂しい
どこのチームもプロレスラーのようなガタイの大きな選手が目立つ
ウエイトトレーニングの成果だろうが・・
しかし怪我が多いのも気になる
近頃の選手は走らなくなったとも聞く
練習は量より質だろうが その質さえ間違った方向へ進んでないか?
王選手や 福本選手は体はそんなに大きくなかった
イチロウも体の線は細いがタフでパワーもある
ウエイトトレーニングもするだろうが 彼らはスイングとランニングで体を作ってきたのじゃないか・・・もちろん腹筋や背筋などの筋トレも・・
そして『研究』という”脳トレ”が大事じゃないのか・・
昔 『ロッキー4』という映画で ロシアのサイボーグのように科学で鍛えた選手に
スタローン扮するロッキーが 地道な練習で”感覚”と”ダメージに強い体”を作りあげ
ドルフ・ラングレンに勝つという映画を なぜか思い出した